私は地方で小さなwebシステム開発の会社をやっています。
従業員1人と私の2人だけの会社です。
そんなシステム屋の私が、旅に出てYouTubeをやろうと思った経緯を話そうと思います。
結論から言うとAIの登場が主な理由です。
私の思考はAI登場の前と後で大きく変わったと言わざるを得ません。
弊社の主な業務内容は、web系の業務システムやコーポレートサイトを直接請負い、もしくは下請けで制作することです。
ディレクションからデザイン、コーディングまで、ほぼ自社内で完結するような体制です。
このサイトのデザインもおおよそ自分で作りました。
一部外注のイラストレーターさんや、AIにUIを作ってもらったりしています。
(ロゴは自分で書きました)
AI登場の前ですが、仕事の技術や専門知識は経験や学習によって自分に蓄積される世界でした。まさに手に職がついている状態でした。
この技術はすぐに習得できるようなものではなかったので、自分で言うのもなんですが重宝されていたように感じます。
小さい会社だったので、知識外のことを要求されても簡単に応えることができなかったこともありましたが。
逆を言うとそういう案件のおかげで新しい分野の知識を学ぶ機会になったことはありがたかったです。
とにかくそんな専門知識のお陰で、自分の存在意義を感じることができ、さらに人生のモチベーションになっていたように感じます。
ChatGPTの登場でAIが普及しはじめた頃、私はだいぶ興奮していました。
なにせ、今まで頭を悩ませて書いてきたコードを代わりに書いてもらえるというのは、ほんとに革新的でした。
インターネットが登場した時のような変化が起こるのではという期待も大きかったです。
日々AIの性能が進化していく過程を体験していて楽しかった記憶もあります。
ただAIの進化と比例するように、何か不安のようなものが湧き上がっていきました。
あれ、今まで自分だけしかできないと思っていたことが誰でもできてきている気がする。
この進化のスピードでいくと、すぐにとんでもないことになるのではないか。
取引先のシステム開発者ではない方が「実際に動くサイト」をAIで作って見せてもらったときに確信しました。
このままでは自分じゃなくてもよくなってしまう。
自分にしかできないことってなんだっけ。
そもそも自分ってなんだっけ。
みたいな。
年齢も40代に入ったところだったので、これが中年の危機なのかと感じたり。
(なので仏教の本とか読み始めました)
話は変わりますが、旅行(特に海外)にすごく興味関心があります。
両親が海外旅行が好きだったのかのかもしれないですが、物心つかないうちから何度か海外に連れて行ってもらっていた記憶があります。
その中でも特に飛行機が飛び立つ瞬間が大好きな少年でした。
今でも自分が浮くって考えるとワクワクします。
あと、自分の想像もつかないような世界に惹かれてしまいます。
日本とは違う言語、人種、空気感。
そういうものと触れたときに自分が少し更新された感じがしてワクワクします。
そんな自分だからこそ、自分にしかできない旅をしてそれを動画にしなければと思いました。
旅に出ることによる人間としての変化を伝えたいと感じました。
そして同時に、自分が仕事で蓄えたwebシステムの技術を旅に役立つものに変えたいとも思いました。
旅にはまだまだシステムで改善できるところがあると思っているので、まずは自分がほしいと思う機能を作っていこうと考えてこのサイトは立ち上がりました。
ちなみにここまでAIを目の敵みたいな言い方になっていたかもですが、否定派ではありません。
むしろ仕事を助けてくれる相棒のように思ってます。
AIがもっと浸透していく世の中は、より良くなるだろうと思ってもいます。
自分の生き方を改めて考えさせてもらったAIには感謝もしています。
それと自分の仕事が完全に置き換わるかというとそうでもない気もしています。
情報を整理してコードを書くことはなくなるかもだけど、課題を見つけたり解決のアイデアを出すのはまだまだ人間の仕事だなって思います。